小倉大賞典(GⅢ)
4歳以上オープン 小倉競馬場 右・芝1800m
○最推馬 ⑦エピファニー
小倉1800m成績は昨年の小倉大賞典優勝、小倉開催の中京記念2着で重賞のみの2戦パーフェクト。小倉競馬場の走路で行われた最終追い切りにも活気があり、余程水が合うのだろう。間違いなくベストの舞台と言っていい。ハンデ的に見込まれた面はあるが、実績・適性は十分。過去の傾向からもハンデ上位馬が順当に勝ち上がるレースなのも心強いところ。
○注目馬 ②ロングラン
昨年2着、一昨年4着。また昨年の中京記念でも4着と小倉では一度も掲示板を外さない安定株で、こちらも文句なしの「小倉巧者」と言えそうだ。特に一昨年の重馬場の小倉大賞典で入着をしているところからも傷みの進行が激しい今の小倉で求められるタフさも備えている。近2走からハンデ2kg減もうれしいところ。
○注目馬 ③シルトホルン
昨年秋はさすがに超一流どころを相手に苦しいレースとなったが、GⅢレベルなら見直せる。福島のラジオNIKKEI賞で2着しており小回りへの対応は証明済みだったが、初めての小倉だった前走で復調気配を見せた点からも小倉適性はありそうだ。ペースも極端なハイペースにはならなそうで、先行脚質が活きる。
○注目馬 ⑨コスモブッドレア
瞬発力というよりは長く良い脚で粘り勝負ができるタイプ。前々走のような東京コースでの展開はいかにも割を食う側である程度は度外視していい。京阪杯で後のダービー馬、菊花賞馬に肉薄したようにハマった時のポテンシャルはGⅠ馬をも脅かすものがある。血統的にもタフな馬場に苦手なイメージはなく、小倉の水が合えば。
○妙味馬 ⑤ホウオウプロサンゲ
目立って主張する馬がさほど多くなく、スタートさえ出れば逃げ濃厚。主張されると弱いが単騎逃げならパーフェクト連対と好走条件がはっきりしているだけに、他の出方次第で浮上してくる。距離短縮の逃げ馬は好走条件にも合致し、平坦で直線の短い小倉の4コーナーを先頭で回ってくる展開なら勝機アリ。
馬複:BOX②③⑤⑦⑨ 10点