OP特別時代からGⅠ馬を輩出している西の登竜門レース。この時期には珍しい2000m重賞ということもあり、暮れのホープフルSや年明けのクラシックへと直結するレースになる。横の比較という意味でも「2億円ホース」エリキングが話題の中心だが、過去2走僅差2着と迫った2頭も参戦し、飛び抜けた存在とは言い難い。混戦。
京都2歳S(GⅢ)
2歳オープン 京都競馬場 右・芝2000m
○気になる人気馬 ⑧エリキング
唯一の2勝馬。うち今回出走メンバー2頭を2着に抑えての勝ちは価値あるもの。差は僅差であり圧倒的軸とまではいかないが、今回のメンバーの大きな物差しの一つ。馬体のスケールも申し分ない。
○ウワサのアイツ 該当なし
出走頭数が少ないため、該当なしとした。
○魅惑の好時計 ②サラコスティ
1位 サラコスティ 2:00.4(中京・良)
2位 クラウディアイ 2:02.6(中京・良)
3位 エリキング 2:02.8(中京・良)
○データ特選馬 ③ウォータークラーク
・前走京都競馬場(過去10年6勝、複勝率35%)
・前走1800m以上(過去10年10勝、2着9回、3着10回)
※データは過去10年分を参照
○恵みの一頭 ⑦スリーキングス
前走は稍重ながら勝ちタイムはエリキングの勝った野路菊Sの勝ち時計と0.1秒差。トビの綺麗なタイプなだけに良馬場ならばさらに時計は伸びた。荒れ気味の京都の馬場も順当にこなせるパワーも同時に示しており、粗削りながらポテンシャルの高さを感じる。精神面が上向けば一発ありそう。
馬複BOX②③⑦⑧ 6点