阪神で行われる歴史あるレースだが、今年は京都内回りでの開催。
「チャレンジ」の名の通り古馬戦ではあるが若馬の活躍が目立ち、後に大阪杯を制したレイパパレやベラジオオペラらが優勝馬に名を連ねる。
今年は若馬は勿論長期休養明けの実績馬も出走があり、文字通り来年に向けて「挑戦」の意味合いが強いレースになりそう。
チャレンジC(GⅢ)
3歳以上オープン 京都競馬場 右・芝2000m
○気になる人気馬 ⑭ダノンエアズロック
2歳時にはレガレイラを3F32.7の脚で完封した逸材。クラシックを期待されたが怪我と気性難でマトモなレースができず、唯一噛み合ったプリンシパルSの1勝のみだった。4か月半明け、初の古馬戦だったことを考えれば前走は復帰戦としては上々で春と比べても状態の差は歴然。今度こそ4億円ホースのポテンシャルを見せる。
○ウワサのアイツ ⑪セイウンハーデス
昨年七夕賞以来、屈腱炎からの1年半ぶりの復帰戦。追い切りでは当週・1週前とも休み明けとは思えぬ猛時計を記録し、坂路自己ベストも更新。久々で鈍っているどころか成長すら見せている。調教の強さからも「叩き」というよりは復帰戦から勝負の気配。元々実績馬だけに仕上がっているのであれば侮れない。
○魅惑の好時計 ②エピファニー
1位 エピファニー 1:57.2(阪神・良)
2位 ラヴェル 1:57.8(京都・良)
3位 バビット 1:57.9(京都・良)
○データ特選馬 ⑥コガネノソラ
・3歳馬(7勝、勝率35%,複勝率45%)
・前走GⅠ出走(勝率13%,複勝率46%)
※データは過去10年分を参照
○恵みの一頭 ⑫ボルドグフーシュ
一昨年の3歳時に菊花賞、有馬記念を連続2着の「最強の重賞未勝利馬」。1年7か月ぶりの実戦となるが、坂路ではさすがGⅠクラスという動きを見せており久々でもGⅢなら必要十分な仕上がりと見る。来春の一線級復帰を目指しここは確実に賞金を積んで通過点にしたい。
馬複BOX②⑥⑪⑫⑭ 10点