東西2歳重賞、東の部。西に牝馬限定が組まれているため必然的にほとんどが牡馬となるが、今年は3頭の牝馬が出走してきた。朝日杯FS、阪神JFの2歳マイルGⅠに繋がるステップレースとして、馬券は勿論だがここでの勝ち馬のレース内容は今後のためにも押さえておきたい。
京王杯2歳S(GⅡ)
2歳オープン 東京競馬場 左・芝1400m
○気になる人気馬 ③エイシンワンド
連勝で前走小倉2歳Sを優勝し、メンバー中唯一の重賞優勝馬。当然ながら実績面で格上と見られる。折り合いに不安がなく、完成度が高いタイプで距離延長はむしろプラスに働いてもいい。現2歳では暫定横綱級。
○ウワサのアイツ ⑥ヒシアマン
新馬戦では後のサウジRC勝ち馬アルテヴェローチェにクビ差まで迫り、3Fタイムは勝ち馬を上回った。次走順当に未勝利を圧勝し、現時点での力は重賞クラスと言っても過言ではない。レースレベルを比較する上でもこの馬の頑張りが今後の指針になる。
○魅惑の好時計 ⑬レモンバーム
1位 レモンバーム 1:21.6(東京・良)
2位 マリノトニトゥルス 1:22.4(新潟・良)
3位 バニーラビット 1:23.1(新潟・良)
○データ特選馬 ⑤エンドレスサマー
・前走がGⅢ競走(勝率16.7%,連対率30.0%)
・前走小倉2歳S(単勝回収率342%,複勝回収率112%)
※データは過去10年分を参照
○恵みの一頭 ⑩クラスペディア
未勝利馬だが、負けた2戦はいずれもエイシンワンドに敗れてのもの。着差も微差で1戦目から2戦目で着差を詰めたあたり、3度目の正直に燃えている。200m延長となった舞台で改めて逆転を狙いたい。
馬複BOX ③⑤⑥⑩⑬10点