1600m牝馬重賞。一線級は既にマイルCSに向かっているため、メンバー構成としては来年のヴィクトリアMを睨む若馬が中心となる。特に3歳馬は牝馬三冠に顔を出していた馬も多く、ここを古馬飛躍の材料にしたい。絶対軸不在、どの馬にもチャンスがありそうだ。
ターコイズS(GⅢ)
3歳以上牝馬オープン 中山競馬場 右・芝1600m
○気になる人気馬 ⑦ミアネーロ
マイル経験こそ少ないが、今年のフラワーCを制した牝馬三冠路線組。紫苑S2着、秋華賞6着は今回出走の3歳では最上位の成績と言える。過去2勝と2着1回はいずれも中山競馬場でのものでコース相性もバツグン。ハンデもここまでの6戦全てで55.0kgを背負っており、微差ながらハンデ減となった点も買い材料。
○ウワサのアイツ ⑭ドゥアイズ
舞台、格問わず常に上位争いができる安定感が魅力。前走も札幌で大外を回されるという圧倒的不利からのものと考えれば4着は負けてなお強しの印象を受ける。間隔を空けて挑む今回は追い切りの様子からもリフレッシュ効果は大きそうで、実績上位の力を存分に発揮できそうだ。
○魅惑の好時計 ①モズゴールドバレル
1位 モズゴールドバレル 1:31.6(東京・良)
2位 フィールシンパシー 1:31.9(東京・良)
3位 ドゥアイズ 1:32.1(東京・良)
○データ特選馬 ②アドマイヤベル
・重賞勝ち経験あり(24'フローラS:6勝、勝率11.8%)
・前走GⅠ出走(秋華賞:4勝、勝率12.1%)
※データは過去10年分を参照
○恵みの一頭 ⑤フィールシンパシー
昨年の8番人気2着は奇襲感があったが、今年に入ってもGⅢで連続入着。マグレではなかったことは明白だ。近2走は着順こそ悪いが負けた相手を考えれば致し方ない部分もある。得意の中山替わり、GⅢのメンバー相手なら改めて上位争いに加われる。
馬複BOX①②⑤⑦⑭ 10点